どうも、なおです。
今回は5月30日発売のXiaomiの最新スマホRedmi Note 11 Pro 5Gを紹介します。
ちなみに5月30日に発売されるのは楽天モバイル版とオープンマーケット版の2モデルです。僕はすでに発売されているグローバル版をAliExpressにて購入しました。(つまり発売前の案件とかではない)
Redmi Note 11 Pro 5Gの特徴

Redmi Note 11 Pro 5Gの特徴をまとめるとこんな感じ。
- Snapdragon 695 5G
- 有機EL×120Hzディスプレイ
- 約1億800万画素メインカメラ
- 5,000mAhバッテリー
- おサイフケータイ対応
- 44,800円
前世代のRedmi Note 10 Pro 5Gとほとんど同じ性能に見えますが、価格は10,000円も高くなっています。この差以上の性能がRedmi Note 11 Pro 5Gにはあるのか?
今回はRedmi Note 10 Proと比較しながら紹介します。
基本スペック
Redmi Note 11 Pro 5G | Redmi Note 10 Pro | |
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 732G |
メモリ | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,020mAh |
画面サイズ | 約6.67インチ | 約6.67インチ |
重量 | 202g | 193g |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
5G | 対応 | 非対応 |
デュアルsim | 対応(nanoSIM/eSIM) | 対応(nanoSIM/nanoSIM) |
価格 | 44,800円 | 34,800円 |
CPU・おサイフケータイの有無・5G対応の有無、この3つ以外はほとんど一緒ですね。
バッテリー容量なんて20mAhの差しかありませんし、重量は1円玉9枚分の差しかありません。こんなわずかな差は体感できないので、差がないのと同じですね。
Geek5 マルチ | Geek5 シングル | 搭載機種 | |
Apple A11 Bionic | 2510 | 935 | iPhone8 |
Snapdragon 695 5G | 1873 | 610 | Redmi Note 11 Pro 5G |
Snapdragon 732G | 1757 | 565 | Redmi Note 10 Pro |
Snapdragon 710 | 1478 | 393 | OPPO Reno A |
CPUは番号だけで見るとSnapdragon 732Gのほうが性能が高そうに見えますが、実際は少しだけSnapdragon 695 5Gのほうが性能が高いですね。
ゲームはそこそこできます。クラロワ・モンスト・パンズドラ問題なし。ただAPEX mobileは少し厳しめですね。解像度をかなり下げても、やや快適程度です。
高級感のある外観

僕が買ったのはグラファイトグレーという色で、上の写真の真ん中の機種ですね。
他にもポーラーホワイトとアトランティックブルーがあります。最近よく思うんですが、色の名前難しすぎませんか?「アトランティックブルー」ってなに?単に「ブルー」じゃダメなの?って思うんですが…みなさんはどう思いますか?
そのアトランティックブルーだけは写真で見る限り背面が波打ったデザインになっていて、かっこいいですね。背面は3色ともにガラスでできていて、高級感とかっこよさの両方を持ち合わせています。
背面のカメラは縦長で、大きなメインカメラの下に超広角カメラ・マクロカメラ・フラッシュなどが付いています。カメラのデザインもRedmi Note 10 Proとほとんど同じですね。
側面は最新のiPhoneのような角張ったデザインになっています。電源ボタンは指紋認証も兼ねており、軽く指が触れるだけでロック解除されます。
最大1億800万画素のトリプルカメラ

Redmi Note 11 Pro 5G | Redmi Note 10 Pro | |
広角カメラ | 1億800万画素 f/1.9 | 1億800万画素 f/1.9 |
超広角カメラ | 800万画素 f/2.2 | 800万画素 f/2.2 |
望遠カメラ | 500万画素 f/2.4 | |
マクロカメラ | 200万画素 f/2.4 | |
深度センサー | 200万画素 f/2.4 | |
内カメラ | 1600万画素 f/2.4 | 1600万画素 f/2.45 |
広角カメラ・超広角カメラ・内カメラはRedmi Note 10 Proとほぼ同じです。
Redmi Note 11 Pro 5Gは望遠カメラが搭載されていませんが、メインカメラが1億800万画素もあるのでデジタルズームでもかなり鮮明に撮影することができます。3枚目の写真は10倍デジタルズームで撮影した写真ですが、文字が容易に読み取れるほど鮮明ですよね。



しかし、Redmi Note 11 Pro 5Gには大きな欠点があります。
それは動画撮影に関する仕様です。
Redmi Note 11 Pro 5G | Redmi Note 10 Pro | |
4K | ✕ | 30fps |
1080p | 30fps | 30fps / 60fps |
720p | 30fps | ✕ |
この表を見て分かると通り、Redmi Note 11 Pro 5Gは最大1080pで30fpsまでしか録画できないのに対して、Redmi Note 10 Proは最大4Kで30fpsまで撮影できます。さらに1080pであれば60fpsでも撮影ができます。
つまりRedmi Note 10 Proなら、画質にこだわりたい人もフレームレートにこだわりたい人も使えるということです。
120Hz有機ELディスプレイ

Redmi Note 11 Pro 5G | Redmi Note 10 Pro | |
ディスプレイ | 有機EL | 有機EL |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
輝度 | HBM 700nit/ピーク 1200nit | HBM 700nit/ピーク 1200nit |
コントラスト比 | 4,500,00:1 | 4,500,000:1 |
解像度 | 2400×1080 | 2400×1080 |
全く一緒。何も変わらない。
最近よく聞く「有機ELディスプレイ」は普通の液晶と何が違うのか?簡単に解説すると…
液晶は画素全体を発光して映像を映し出すのに対して、有機ELは各画素ごとに発光して映像を映し出します。この違いによって有機ELは液晶では再現できない完璧な「黒」を表現できます。また有機ELは応答速度が速いため残像が少なく、視野角も広いので方向によって変色して見えるという現象が極めて少ないです。
安いスマホは輝度の上限が低く、外で使うと太陽の光で画面が見えないことがありますが、Redmi Note 11 Pro 5Gは一般的な輝度で明るさを最大まで上げれば、太陽が眩しい日でも外で画面がはっきりと見れます。
リフレッシュレートは最大120Hzに設定できますが、常時120Hzで使用すると電力消費が激しいので、普段は60Hzでゲームをプレイしたり映画を見る時だけ120Hzに設定するという方法が1番良いと思います。
※リフレッシュレートの設定は120Hzまたは60Hzのみ変更可能
バッテリーを42分でフル充電に

バッテリー容量もRedmi Note 10 Proとほとんど差はないが、充電速度は明確に違う。
Redmi Note 10 Proは33W充電なのに対して、Redmi Note 11 Pro 5Gは67W充電である。
33W充電も一般的なAndroidスマホと比べたら、かなり速いほうではあるが、Redmi Note 11 Pro 5Gはその約2倍….67Wという驚異的な速度で充電ができる。
もちろん充電器は付属している。これもXiaomiが魅力的な理由の1つですね。
では、67Wで充電すると何分でフル充電されるのか?
答えは 42 分です。
15分で50%まで達し、わずか42分で100%まで達します。5,000mAhものバッテリーをたった42分で充電できるのは感動モノですね。
充電時間は42分。駆動時間は20時間以上。そう考えると凄いですよね。
デュアルsimにも対応

基本スペックでも紹介した通りRedmi Note 11 Pro 5GとRedmi Note 10 Proは両方ともデュアルsimに対応しています。
Redmi Note 11 Pro 5GはnanoSIM×eSIMの組み合わせ、Redmi Note 10 ProはnanoSIM×nanoSIMの組み合わせです。
1,2年前であればeSIMが全く普及していなかったので、eSIMが使えるキャリアを探す必要がありましたが、今では有名なキャリアのほとんどがeSIMに対応しています。大手キャリア始め格安キャリアも続々参入しています。
大手キャリはRakuten Mobileを含む4社がeSIMに対応。格安キャリアはUQ mobile・Y!mobile・IIJmioなどがeSIMに対応。
Redmi Note 10 Proを買うべき人

ここまでRedmi Note 11 Pro 5Gと旧モデルのRedmi Note 10 Proを比較解説してきましたが、似ている部分も多くRedmi Note 10 Proのほうが優れている性能面もありました。
なので下記の4つに該当する人はRedmi Note 10 Proを買うべきだと思います。
- カメラ性能を重視したい人
- nanoSIM×2枚のデュアルsimを求める人
- おサイフケータイ/5G対応が不要な人
Redmi Note 10 Proは公式サイトで定価34,800円だったところが現在では31,800円になっています。
つまり現在の価格差は13,000円ということですね。この価格差に納得できない人はRedmi Note 10 Proや他のスマホを買うことをおすすめします。
お得に買う方法はこちら
Redmi Note 11 Pro 5Gを最もお得に買いたいなら、楽天モバイルがおすすめです!
楽天モバイルでは通常42,980円で販売されていますが、割引キャンペーンなどを組み合わせれば実質22,980円で購入できます。
Amazonでは44,800円で販売されています。
最後に
驚くようなコスパの高さではありませんでしたが、44,800円で120Hz有機ELディスプレイ・5000mAh・67W充電・1億800万画素トリプルカメラ…と考えるとコスパは良いほうですね。
本来であればコスパの高いスマホも、他のコスパの高いスマホを知っていると感覚がおかしくなってしまいますね。
とまぁ今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、また。