どうも、なおです。
今回は4月から新大学生になる人向けにおすすめのノートPCを5つ紹介します。記事の冒頭では選び方も紹介しますので、そちらを参考に自身で選ぶのも良いですね。
それではいってみよう!
Windows?Mac?

最初に決めておきたいのがパソコンのOSについて。
基本的に今まで使ってきたOSを選ぶのが1番です。Windowsを使ってきたならWindows、Macを使ってきたならMac。
しかし今までほとんどパソコンを使ってこなかったという人はWindowsを選びましょう!
Macを搭載するパソコンはノートPCだとMacbookしかないが、Windowsを搭載するパソコンは無数に存在します。その中から自分に合ったパソコンを選ぶことができるというのが1番のメリット。
他にもWindowsは世界標準のOSなので、ソフト数も豊富!
今までMacを使ってきたという人は使い慣れたMacを選ぶと良いでしょう。今までWindowsを使ってきた人がわざわざMacに乗り換える必要はありません。
あと大学側が勧める生協のパソコンはあまりおすすめしない。サポートも充実しているようだが基本的に割高であることが多い。良心的な生協かどうかは売っているパソコンを価格.comなどで調べると良い。
プログラミングするならMacのほうがいいのか?

結論から言うとWindowsでも良い。
「プログラミングをするならMacがおすすめ!」と言う人の根拠は主にこの3つだろう。
- Macには標準でPython(人気言語)がインストールされている
- プログラマーはMacユーザーが多いから教えてもらいやすい
- Windowsでは動かないプログラムがある
まず「MacにPythonがインストールされている」ということだが、環境構築(プログラミング環境を整えること)すらできない人はプログラミングに向いていないと思う。あとPythonの環境構築は非常に簡単なので、大した魅力にはならないと思う。
そして「プログラマーはMacユーザーが多いから教えてもらいやすい」ということだが、特別Macユーザーのほうが多いということはない。さらに大半の教材にもMac用とWindows用が用意されている。
最後に「Windowsでは動かないプログラムがある」ということだが、これは数年前まで実際にあった。だが最近はWindowsも成長してMacにできてWindowsにできないことはないと言われるくらいまでになった。
なのでプログラミングをしたいからと言ってWindowsユーザーがわざわざMacを選ぶ必要はない。これも今までMacユーザーだった人は引き続きMacを選んでもOKです。
ちなみに僕は生粋のWindowsユーザーでプログラミングを5年ほどやっていますが、「Windowsだから」という理由でできないことや困った事はなかったです。
用途別の推奨スペック!

次にパソコンの使用用途別に推奨スペックを紹介します。
パソコンに苦手意識がある人や自分で何も調べたくない人はここを飛ばして次の『おすすめのパソコン5選』をご覧ください。
Word/Excel/PowerPoint
WordやExcel、PowerPointのようなオフィスソフトや、YouTubeを見たり調べ物をする程度なら下記のスペックでも十分です。
- CPU:Core i5 / Ryzen3
- メモリ:8GB
- SSD:256GB以上
SSDとはストレージの種類です。旧式のHDDよりも読み書き速度が早くパソコンやソフトの起動が早くなります。
持ち運びを考慮するなら画面サイズは14インチ以下、重量は1.3kg以下がおすすめです。
プログラミング/ブログ
プログラミングやブログでは複数の処理を同時に実行したりするので、少し高いスペックが必要になります。
- CPU:Core i7 / Ryzen5
- メモリ:16GB
- SSD:512GB以上
正直CPUは第11世代以上のCore i5でも良いと思いますが、Core i7を選んでおけば安心です。
動画編集/ゲーム
大学からYouTubeを始めようと思っていう強者や、ゲームもできるハイスペックなパソコンがほしいという人はこちら。
- CPU:Core i7以上 / Ryzen7以上
- メモリ:16GB
- SSD:512GB以上
- グラボ:GTX1650以上
これに限ってはスペックが高ければ高いほど良いです。
できることならCPUはCore i9やRyzen9、メモリは32GB以上、グラボはRTX3000番台など…言ってもキリがないので、とりあえずの最低スペックがこちらになります。
あとは財布と相談してください。
おすすめのパソコン5選

ここからは年間10台以上のノートPCを買い漁る僕がおすすめする機種を5つ紹介します。正直どの機種を買っても後悔することはないと思います。
IdeaPad Slim 350i

MicrosoftOffice付きの最もスタンダードな機種です。
- CPU:Core i5 1135G7
- メモリ:8GB
- SSD:256GB
- 画面サイズ:14インチ
- 重量:1.5kg
スペックは必要十分ですね。インターフェースはHDMI/USB-A ×2/SDカードだけです。僕はマウスのUSBレシーバーと外付けSSDを挿すだけなので十分です。
またバッテリー駆動時間は約7時間です。1日中使う場合は、昼食中やお昼休みなどの間で充電する必要があります。あとはwebカメラも搭載されています。
価格は61,798円です。(価格.com調べ)
IdeaPad Flex 550

こちらは僕が大好きな機種で、超コスパが高いノートPCとしても有名です。
- CPU:Ryzen7 5700U
- メモリ:16GB
- SSD:512GB
- 画面サイズ:14インチ
- 重量:1.5kg
スペックがかなり良いですね。中の上くらいで基本なんでもできます。オフィスソフトやネットサーフィンはもちろん、プログラミングやブログを書いたり、動画編集も少しできてしまうくらいの性能を持っています。
これほどの性能で価格が衝撃の97,526円!?(価格.com調べ)
過去にwindows10モデルのレビュー記事を書いているので是非ご覧ください。
G15 Ryzen Edition 価格.com限定

次はゲームや動画編集も容易くこなせるハイスペックPCです。
- CPU:Ryzen7 5800H
- メモリ:16GB
- SSD:512GB
- グラボ:RTX3060
- 画面サイズ:15.6インチ
- 重量:2.5kg
処理性能は超ハイスペックで大半のゲームを快適にプレイでき、動画編集も快適に行えます。しかし重量が2.5kgなので持ち運びは厳しいです。リュックサックに入れたとしてもかなりの重く感じます。また画面サイズも大きいので場所によっては邪魔になる場合もあります。
価格は135,680円です。(価格.com調べ)
これほどの性能を持っているのにも関わらず13万円台というのはまぁまぁコスパが良いほうだと思います。ただサイズ感や重量の欠点もあるのでゲームや動画編集をしない限りこの機種を買う必要はないと思います。
こちらの機種も過去にレビュー記事を書いているので是非ご覧ください。
Macbook Air

次は最近話題のM1チップを搭載したMacbook Airです。
- CPU:M1チップ
- メモリ:8GB
- SSD:256GB
- 画面サイズ:13.3インチ
- 重量:1.3kg
Macbook Airに搭載されるM1チップはProモデルよりもGPUのコアが1つ少ないだけで性能差はほとんどありませんが、価格は33,000円ほど安くなるのでかなりコスパは良さそうです。
もちろんM1チップはかなり処理性能が高く、ゲームなどで使われるシングルスレッド性能は第11世代Core i7や第4世代Ryzenを超える性能を持っています。またGPU性能も強力なので高負荷なシュミレーションゲームやFPSゲーム以外であれば快適にプレイできます。
MacOSはWindowsよりも軽量なため、Windowsパソコンと同じ性能だとしてもMacOSのほうが快適に動作します。イメージは『Macbookのメモリが8GBでの動作 = Windowsパソコンのメモリが10GBでの動作』という感じです。
価格は115,280円です。(Apple Store調べ)
コスパはかなり良いです。だからといってWindowsユーザーがMacbookを買うことはあまりおすすめしません。少し高くてもWindowsパソコンを買うようにしたほうが良いと思います。
僕も一度この機種を買いましたが、全く操作感になれず諦めて売りました。(windows一筋の感想)
メモリは+22,000円で16GBに増加することもできます。
Macbook Pro

最後は本体が新刷され話題になったMacbook Proの14インチモデルです。
- CPU:M1 Pro
- メモリ:16GB
- SSD:512GB
- 画面サイズ:14インチ
- 重量:1.6kg
M1 ProはMacbook Airに搭載されるM1よりも1ランク上の上位モデルです。M1はCPUが8コア・GPUが8コアだったが、M1 ProはCPUが8コア・GPUが14コアになっている。
CPUは同じコア数だが元々の性能がかなり向上している。GPUは性能が向上したうえにコア数も増えているため、かなり性能強化されている。
GPUのベンチマークスコアはM1の1.6倍の性能を持っています。これにより動画編集などのグラボを必要とする作業がかなり快適になります。
またこの機種からMacbook Proのデザインが新刷され、主にインターフェースの種類が増えました。今まではUSB-Cしかなかったのでハブをセットで持ち運ぶ必要がありましたが、この機種はHDMI端子、SDカード端子、イヤホンジャックが追加されたことにより、一部の人はハブを持ち歩く必要がなくなりました。
価格は239,800円です。(Apple Store調べ)
高い…高すぎる…。価格だけ見るとかなり高く感じますが、性能面も鑑みると妥当な価格だと思います。コスパは良くもないが悪くもないという感じです。
今までMacを使ってきた人で、かなりの処理性能を要求する人でないとこの機種はおすすめできませんね。
最後に
あなたに合うノートPCは見つかりましたか?
今回は新大学生を焦点に書いた記事ですが、社会人などノートPCを買い替えようと思っている人の参考になれば幸いです。
ノートPCは最低でも3, 4年は使う高価なものなので、あまり妥協はしないほうが良いです。後悔してからでは遅いので、しっかりと調べて買うようにしてください。
最後になりますが購入の際は必ずオンラインで購入してください。電気屋などでは人件費などの関係でどうしても定価よりも高くなってしまいます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
それでは、また。Goodbye!