どうも、なおです。
今回はChromeOSが搭載されるChromebookについて紹介します。記事の後半ではおすすめのChromebookもいくつか紹介します。
Chromebookとは

そもそもChromeOSとは何か?
ChromeOSはGoogleが開発したパソコン用OSです。
そしてChromebookはChromeOSを搭載したパソコンのブランド名です。
現在Chromebookを開発しているメーカーはAcer、ASUS、HP、Lenovo、Fujitsuがあります。他にもGoogleやSamsung、NECも開発していますが日本展開していなかったり個人向けではなかったりするので除外しています。
ちなみに….
ChromeOSは2011年に正式リリースが行われ、2019年~2020年頃には出荷台数が飛躍的に伸びた。こちらは2019年と2020年の出荷台数である。
- 2019年第4四半期:490万台
- 2020年第4四半期:1140万台
およそ133%もの飛躍を遂げ、ChromeOSおよびChromebookは見事Macのシェアを超えた。
Chromebookのここが凄い!!
Chromebookがここまでシェアの伸ばしたのには、もちろん理由があります。
ここからはChromebookの何がすごいのか紹介します。
とにかく動作が軽い

OSの起動速度はスペックの他にOS自体の軽量性も影響します。
ChromeOSはWindowsに比べOS自体が軽量なので起動はかなり速いです。
またOSの起動だけでなくアプリの起動やGoogleクラウド上のファイルの読み込みも速いので、ストレスフリーで使えます。
Google Playアプリが使える

Chromebookがリリースされた当初はChrome上のアプリしか使えなかったが、2016年のアップデートによってChromebookでGoogle Playストアが使えるようなった。
これによりChromebookでAndroidスマホのゲームなどをプレイできるようになった。
しかし一部のアプリはChromebookに対応していません。ゲームに関して言うと有名どころは基本的にプレイ可能です。
対応しているゲームでもChromebookの性能が足りず快適にプレイできない場合もありますが、『Geforce Now』というサービスを使えばパソコンの性能に関係なく色々なゲームをプレイすることができます。
【詳しくはこちら】
データは全てクラウドに保存

Chromebookでは基本的にGoogleのクラウド(ストレージ)にデータを保存します。
Googleドライブは無料で15GBまでのデータを保存でき、Googleフォトは無料で写真を無制限に保存できます。またGoogle Oneを購入すればGoogleドライブを100GBから2TBまでアップグレードできます。
クラウドとは・・インターネット上で必要に応じてサービスを利用できる仕組みのこと。クラウドストレージはインターネット上に存在するストレージ。
クラウドを利用することで、もしChromebookがハッキングされたりウイルスに感染した場合でもデータを安全に保管することができます。また自分のChromebook以外でも作業することができます。

タッチペンにも対応

パソコンやタブレットで絵を描いたりメモを書くのに使われるタッチペンはメーカーによって互換性がないことが多いです。
なのでGoogle、Intel、Samsungなどの企業が協力してタッチペンの標準規格をつくる共同事業体を設立しました。それがUSI(Universal Stylus Intiative)で、今後は業界の規格になるとも言われています。
ChromebookはこのUSIタッチペンに対応しています。
USIタッチペンは傾き検知や筆圧検知に対応しているため、書き心地がよく文字や図形を綺麗にかくことができます。
Chromebookができること

次にみなさんが気になる疑問「Chromebookは何ができるのか?」についてです。
さきほど紹介した「Chromebookのここが凄い!!」と内容が被っているところもあります。
動画視聴
Chromebook本体の性能にもよりますが、YouTube動画やNetflixなどを大画面で視聴することができます。
これはパソコンというよりかはタブレットとしての使い方に似ていますね。Chromebookによっては2in1と呼ばれる、ディスプレイを360°開閉できるものもありますので、本当にタブレットのような形で使うこともできます。
またChromebookならYouTube Premiumが3ヶ月無料で利用できます。
遠隔操作

「Chrome リモートデスクトップ」というソフトを使うことで、WindowsパソコンをChromebookで遠隔操作することができます。
例えば自宅にあるWindowsのデスクトップPCに繋いで別の部屋で作業することができます。
処理は操作先のWindowsパソコンで行われるので、性能によっては動画編集なども可能です(1秒ほど遅延が発生する)。
プログラミング

Chromebookではプログラミングもできます。
Visual Studio CodeやAtomなどのIDE(統合開発環境)やNode、Docker、Gitなどのツールをインストールできたり、PythonやRubyなどのプログラミング言語もインストールできます。
もちろんOSがWindowsではないので、Visual BasicやCによるWindowsアプリ開発はできません。
おすすめのChromebook
最後におすすめのChromebookを紹介します。
Wi-Fiモデル | |
プロセッサー | Snapdragon 7c |
メモリ | 8GB |
液晶サイズ | 11インチ |
ストレージ | eMMC 128GB |
Wi-Fi / Bluetooth | 対応 |
4G LTE | 対応 |
重量 | 560g(本体のみ) |
バッテリー | 最大11時間 |
価格 | 74,800円~ |
セルラーモデルなのでsimカードを利用することができます。格安simなどを契約して外出先(wifiがない場所)でもインターネットで調べごとや、ブログを書いたりプログラミングを勉強したりもできます。キーボードが着脱式で、取り外すとタブレットとしても使えます。
最後に
今回はChromebookについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
パソコンだけどもWindowsやMacなどにあるパソコンのアプリがほとんど使えないので、メイン機として使うには難しいです。ですがプライベート用、サブ機としてなら十分使えると思います。
また子供向けのパソコンとして買い与えるのも良いと思います。YouTubeを見たり、プログラミングを勉強したりできますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、また!